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見た目だけではなく咬み合わせもしっかり整えられる数少ない矯正専門医。

当院で歯の矯正治療を担当する矯正専門医、福本卓真先生にインタビューしました。

卓真先生のグリーン歯科での役割を教えてください。

矯正専門医として治療を担当しています。ちなみに院長の福本純一先生は実の兄になりまして、院では卓真先生と呼ばれています。

大人の方からお子さままで矯正治療についてはすべて私が担当しています。

卓真先生が矯正治療でこだわりをお持ちの部分を教えてください。

矯正治療なので患者さんが一般的にイメージされる「歯並び」、いわゆる見た目を改善するというのは当たり前です。

ただ実は矯正治療は、見た目を整えるだけでは不十分で、快適な生活には「咬み合わせ」の調整が不可欠です。例えば「出っ歯」でお悩みの患者さんの出っ歯を引っ込めました、これでOKですね。とは絶対になりません。

見た目だけではなく、咬み合わせの調整もできる数少ない矯正専門医だと自負しています。

咬み合わせがずれるとどんな問題があるのですか?

一番多いのは顎関節症です。具体的には「口が開けづらい」「口を動かすと痛い」といったものから、頭痛や肩こりなどの症状が出る方もいらっしゃいます。

歯科医師になって矯正治療に関わるなかで、たくさんの時間とお金をかけてせっかく見た目がきれいになったのに、生活に支障が出てしまう方が決して少なくないということに気づいたとき、矯正専門医としてとても残念に思いましたし、咬み合わせを勉強する必要を強く感じた理由の一つです。

卓真先生はどんな勉強をされてこられたのですか?

患者さんの悩みを解決したく、それこそたくさんの本や文献も読みましたし、セミナーにも通いましたが、自分の疑問を解決することはできませんでした。

あるとき西川先生という総合歯科診療の先生が開催されている勉強会に参加したときに、これまで感じていた疑問を西川先生に投げかけたところ、すべて答えていただくことができました。

それから西川先生が主催されているPGI勉強会に継続して参加し、これまで感じていた矯正治療の課題を解決できる糸口をたくさん見つけることができました。

インビザラインも対応されていますが、インビザラインはAIのシミュレーションなので、どの歯科医院でも同じということはありませんか?

残念ながらインビザラインのシミュレーションをそのまま鵜呑みにして患者さんに提供している歯科医院がある、というのは否定できません。またインビザラインの症例数が多ければ信用できる歯科医院かというと決してそういうことはありません

そもそもとして、インビザラインもワイヤー矯正も、手法・手段の一つにすぎないと考えています。患者さんのお口の状態、ご要望を総合的に検討して、インビザラインがふさわしいと考えればおすすめしますし、逆にワイヤー矯正をおすすめすることもあります。

そのため治療計画に沿わない、あるいはこれまでの経験上ふさわしくないと判断せざるをえないシミュレーションを提案されても、それを採用することは決してありません

今後の卓真先生の活動を教えてください。

まずは目の前の患者さんに提供できる矯正治療のレベルを、より一層上げていくことが大事です。

それに加えて、咬み合わせを調整できる矯正歯科医を増やしたい、という思いも強くあります。

先ほどの西川先生のPGI勉強会ですが、現在は私もPGI勉強会のインストラクターとして講義を担当したり、また咬み合わせについてのセミナーを主催(西川先生公認)させていただいたりしています。

歯の矯正を検討されている方は、卓真先生(グリーン歯科)に出会えたらラッキーですね。

本当にラッキーだと思います(笑)。グリーン歯科は矯正だけでなく、入れ歯やインプラント、虫歯治療なども本当に上手な治療が提供出来る医院なので、歯のことでお悩みの方はなんでもご相談ください。

もちろん検討していただいた上で、最終的に他の歯科医院さんで治療をされても全然大丈夫なのですが、「治療前にグリーン歯科で一回話聞けばよかった・・・」という方を一人でも少なくできると嬉しいです。

また過去に他院で矯正治療を受けられた方も対応できますので、お気軽にご相談ください。